SABAプロジェクト
SABAプロジェクト

私たちアルケナは、OneCert®Internationalの査定に合格し、働く人々の権利が尊重された、好ましい労働環境であると認定されました。蚕(かいこ)が食べる桑の葉まで有機栽培にこだわることにより、粒が大きく、繭層が厚く、真珠のような艶やかな白色の繭(まゆ)がつくられます。
そんな繭からつくるオーガニックシルクのためにアルケナ社が取り
組んでいるのが、SABAプロジェクトです。
みなさんは絹のTシャツ1枚にどれだけ桑の葉が必要か
想像したことがありますか?
例えば、シルクリブ・長袖シャツのMサイズは、1枚約120グラム。これを作るには約500個の繭(まゆ)が必要です。
そして500匹の蚕を養うには、32キログラムもの新鮮な桑の葉が必要になります。
蚕は、孵化してから約1ヶ月間、桑の葉だけを食べ続け、繭をつくります。ですから桑の葉の良し悪しが、
絹糸の品質に決定的な影響を与えます。1980年代以降の絹糸の品質は低下し、
桑の栽培にも農薬や化学肥料が使われ始め、新鮮な桑の葉を与える手間を省くために、
葉を乾燥・粉末化した固形飼料まで登場しました。
そこでアルケナ社では、20世紀初頭にルドルフ・シュタイナーにより提唱された、
現存する最高の有機農法「バイオダイナミック農法」を採用した、
SABAプロジェクト(四川省アルケナ・バイオダイナミック農業)をスタートさせました。


【OneCert® Internationalに認証されています】
私たちアルケナは、OneCert® Internationalの査定に合格し、働く人々の権利が尊重された、好ましい労働環境であると認定されました。
これにより、出来上がった製品のみならず、アルケナ製造部門の社会環境も、フェアトレード企業として、国際的な基準を満たしていることが確認されました。